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Vet-Temp で正確な体温を測定するポイントは?
耳垢は測定温度に影響しますか?
耳感染症は、測定温度に影響しますか?
Vet-Temp を操作する時の周辺温度は?
検温完了は何でわかりますか?
Vet-Temp は手入れが必要ですか?
プローブカバーは使わなければいけませんか?
プローブカバーは毎回、新しいものを使う必要がありますか?
なぜ測定毎に毎回センサーアームを閉じる必要があるのですか?
Vet-Temp の電池寿命は?
電池が切れた場合、交換できますか?
Vet-Temp の保証はどうなっていますか?


Vet-Temp で正確な体温を測定するポイントは?
 正確な体温測定のためには、Vet-Temp を(1)水平耳道まで、できるだけ深く挿入し、(2)鼓膜の方向に向けることがポイントとなります。(鼓膜に接触させるものではありません。)深く入らないと、垂直耳道と水平耳道との温度差により、検温数値が低めにでる可能性があります。また、鼓膜に向けないと、鼓膜からの赤外線を直接受け取ることにならないという理由から、これも検温数値が低めにでる可能性が出てきます。一般的な耳鏡操作手技と同様に耳を引いて、垂直耳道と水平耳道が一直線になるようにすることをお薦めします。Vet-Temp を反対側の顎の角度に向けるとともに、できるだけ深く挿入してください。正しい操作手技に慣れ、快適にお使いいただくまでに多少の経験が必要かもしれません。
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耳垢は測定温度に影響しますか?
 耳垢の量が通常の範囲内であれば、ほとんどの場合影響はありません。耳垢が耳道と同じ温度に暖められていると考えられるからです。ただし、耳垢が通常より多い場合や、プローブを正しく挿入するために耳垢等の中を通らなければならない場合には、正しい中核温が測定できない可能性があります。ひどく汚れた耳の場合には、体温測定の前に耳をきれいにしていただくようにお願い致します。
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耳感染症は、測定温度に影響しますか?
 米国獣医学会誌2002年8月号で発表されたスタディーでは、外耳炎を持つ犬の体温測定において、耳式体温計は直腸体温計と遜色なく正確な体温を示したと報告されています[参考文献1][参考文献2]。動物が耳感染症を持っている場合、耳道の感受性という観点から、Vet-Temp の使用は禁忌となるかもしれません。一方の耳にけがや感染症がある場合には、もう一方の耳で測定してください。両耳とも感染症で 痛がるような場合には、直腸温度で代用してください。
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Vet-Temp を操作する時の周辺温度は?
 Vet-Temp 使用に適した室温あるいは周辺気温は10℃〜40℃です。ただし、高温の場所から低温の場所(もしくはその逆)へ移動したときには、体温計が周辺温度と同等の温度になるまで、15分程度時間を置いてからご使用ください。
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検温完了は何でわかりますか?
検温完了はピッピッという電子音でお知らせいたします。
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Vet-Temp は手入れが必要ですか?
 Vet-Temp、特にプローブ先端のレンズ部位はつねに清潔で乾いた状態に保ってください。本体は柔らかい乾いた布で拭いてください。また必要に応じアルコールを浸して拭き取ってください。レンズ部は綿棒にアルコールを浸して、毎日もしくは汚れた時に拭いてください。その後、測定を行う場合には10分程程待ち、完全に乾いてからご使用ください。測定温度が低く出る原因の多くはレンズの汚れによるものです。
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プローブカバーは使わなければいけませんか?
 プローブカバーは必ずお使いください。Vet-Temp はプローブカバーを装着した状態で機器調整されていますので、カバーを装着しないと正確に体温を測定することができません。また、プローブカバーは、プローブ先端のレンズを汚れや耳垢から守ります。プローブカバーを装着せずに体温計を耳に挿入してしまった場合、レンズが損傷を受ける可能性もあります。プローブカバーは、動物間の感染も防止します。
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プローブカバーは毎回、新しいものを使う必要がありますか?
 プローブカバーは1回毎の使い捨てとなっています。必ず、毎回新しいカバーをご使用ください。カバーの再使用は、耳垢によるカバーの汚れやそれによる赤外線感知量の減少などにより、測定温度が低く出る原因となります。また、プローブカバーの再使用は動物間の感染の原因にもなります。
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なぜ測定毎に毎回センサーアームを閉じる必要があるのですか?
 

最大限の正確性を得るためです。Vet-Temp は各測定の前に、自動キャリブレーション(機器調整)を行う仕組みになっています。実際には、アームを開く前に内部のマイクロコンピューターとのやり取りでこの作業を行っています。このように自動キャリブレーションを行うことで、測定のずれを防ぎ、機器の精度を保っているのです。
(本説明は旧製品VT-110の説明です。新しくなったVT-150はアームを閉じる必要なく自動キャリブレーションを行います。)

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Vet-Temp の電池寿命は?
 Vet-Temp に内蔵されている電池は、約15,000回の使用が可能です。例えば、Vet-Tempを1日20回、週5日使用した場合、約3年間、使用できます。まったく使用しない場合は電池そのものの寿命と等しくなり、これは5年となります。
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電池が切れた場合、交換できますか?
 電池交換は、製造元でしかできません。電池交換につきましては、「電池交換プログラム」として1回20,000円でお受けいたします。この料金には電池交換の他に製造元での機器の再調整まで含まれますが、機器の状態によっては同等品への交換となる場合もございますのでご了承ください。
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Vet-Temp の保証はどうなっていますか?
 Vet-Temp には、ご購入日から1年間の製造元(米国アドバンスト・モニターズ・コーポレーション社)による保証が付いております。詳細は取扱説明書をお読み下さい。
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